ファンがうるさいのでグリスを注入
Mac Book Proの内蔵ファンからカラカラと異音がし始めました。確認してみるとファンの速度やCPU温度も問題ありません。
しかし、ファンの異音て正常では無いのをアピールされている様で気になり作業がはかどりません。
緊急事態ではないのですが、早く解決した問題です。
※今回の投稿は個人の趣味での話で、お勧めする対処法ではありません。
※真似をされる方は自己の責任でご判断ください。
自分で交換しようと考えました
Appleに持ち込んで修理するのは、その間使えなくなるのも嫌なので自分で交換できない?とネットを検索するとファンが販売されているショップが1店舗だけヒットします。当然そのファンは純正であるはずも無いので、交換した人がネットで情報を公開していないかを検索すると、中国製で心配したが、今の所は問題が無いと言う内容の記事を発見しました。
ファンの異音の原因を検索してみる
よし!これだ!と思ったのですが、その前に、そもそもファンの異音て何で起こるのかを検索すると、ベアリングの摩耗、グリス切れ等の理由がヒットして来る中に、自分でPCファンにグリスを注入すると言う記事に目が止まり、内容を確認するとPCファンを分解してグリスを注入する詳細が紹介されていました。簡単だよと紹介されたその記事の内容に、元々、機械イジリが好きな方なので興味が湧いてきました。
何方にしろ交換するしグリス注入
元々交換するファンですし、分解してグリスを注入してみる事にしました。裏蓋を外してファンを確認
3本のねじで止められているだけで簡単に外せます。
CPUの熱はファンの排出口の所に設置されているフィンから放熱されているようです。
ファン自体は独立しているので、外しても何の問題もありませんでした。
早速ファンを分解
ファンはケースに収められているのですが、裏返すとネジが1本あるので、それを外し留め金2カ所を外すと簡単に外れます。
この先どうして分解するのか?紹介されていた記事のファンとは構造が違うので分解の仕方が分かりません。
このまま元に戻すか?悩んだのですが、そのままファンを軽く引いてみるとスルスルとファンが抜けてきました。
これ以上は分解不能な構造の様なので、まあ、良いかと中央の軸が入っていた穴にグリスを注入し、今度は逆の手順で再び組み立てました。
で、その結果は、異音はしなくなり凄く静かな状態にもどりました。
応急処置なのでファンを注文して近いうちに交換しようと思います。
その後(経過報告日:2013.05.09)
既に1ヶ月程経過しているのですが、ファンは絶好調で静かなままです。交換する必要等感じませんので、交換用のファンはまだ発注していません。
注入したのはCRCのグリスメイトです。
その後2(経過報告日:2013.07.19)
多くの方が興味が有る様なので更に追記します。既に2ヶ月以上経過しましたが、今年の暑い猛暑の中でも全く問題なく使用できます。
調子が良いので、交換用のファンを発注する気もなくなっています。
その後3(経過報告:2013.11.07)
暑い夏も無事に過ぎ、これまで全く問題が無かったのですが、11月に入り少し異音がしだしました。CRCのグリスメイトでは粘度に問題が有るのだと思いますので、今度は乳白色の軟膏の様なシリコングリスを付けて再び組み立てました。そうすると、何事も無かった様に静かになり、動作も問題無く使えています。その後4(経過報告:2014.03.02)
シリコングリスが柔らか過ぎたのか?少し異音がして来たので、掃除がてらに再びグリスを入れる事にしました。
開けて見ると埃が貯まっていてMBも取り外したかったのですが、1本ネジが外せず断念し綿棒で埃を取り除きました。異音の原因は埃だったのかもしれません。
裏蓋を開けたので、ファンには自転車のベアリング周りに使うSHIMANO DURA-ACEグリスを入れてみました。粘度が高過ぎやしないか心配でしたが、問題なく快調になりました。
埃を取り除いたので、CPU温度も5度位下がりました。