GeekToolの第2弾として
天気予報や文字による情報の表示方法については他のブログでも丁寧に紹介されているので、そちらをご覧頂く事にして、もう一歩進んでサークル状のインジケーターを使用し、ボリューム(音量)を表示する方法をご紹介。今回ご紹介するボリュームインジケーターについて
ボリュームインジケーターは上のスクリーンショット右上のHD1の横に置いてあり、中央にはスピーカーのアイコンを置いてありますが、通常はありませんのでシンプルな表示が可能で透過設定も出来ます。このインジケーターはボリュームを調整する事で動き、ファインダーでボリュームが今どの程度の設定なのかを音量を調整する事なく知る事が出来ます。
そんなに難しくはないと思います
今回はシェルコマンドだけでなくAppleScriptエディタも使用した内容になりますが、出来るだけ分かり易く紹介し、以下の手順通りに進めていただければ、誰にでもできる内容にしたいと考えて記載します。今回ボリュームインジケーターを選択したのは、素材やスクリプト一式がzipフォルダーでダウンロードできるので、多くの人が比較的容易に体験できると考えたからです。
また、AppleScriptエディタに慣れてもらう事で、別な情報をインジケーター表示する時等にも役立つと思います。
日本のブログでもAppleScriptのデータを配布している所はありますので、覚えると色々出来る様になります。
デスクトップのカスタマイズはしたいけど、GeekToolを触った事がない方は、以下のページをご確認ください。
【 Macのデスクトップを自由にカスタマイズ出来る Geek Tool 】
1. 素材のダウンロード
○GekToolのオフィシャルサイトに行く○Geekletsに移動する
先ず、以前ご紹介したGekToolのオフィシャルサイトの下にあるリンクからGeekletsに移動します。Geekletsに移動したら上部の検索ボックスで、Circle Volume Indicator を検索します。
【 GekTool 】
○Circle Volume Indicatorの投稿ページ
ページが表示されたら本文2行目のダウンロードはここだよと書かれているリンクをクリック【 Circle Volume Indicator 】
○素材をダウンロード
リンクからDeviant artのページに来ますので、少し下にスクロールし、右のダウンロードをクリックするとダウンロードが始まるので素材をダウンロードして入手。【 deviantart.com Circle-Volume-Indicato 】
2. ダウンロードした素材の保存
○フォルダーの保存場所を決める
ダウンロードホルダーにある Circle_VolumeIndicator のフォルダーの保存したい場所に移動させます。設定後に移動させると動かなくなるので、後で動かさなくて良い場所にフォルダーを置きます。因に私の場合は、ドキュメントの中に新規でGeektoolのフォルダーを作り、その中に保存。
※スクリプトの関係で新規のホルダーを作る場合の名前の指定は、半角英語のみでスペースは使えませんので注意してください。(どうしてもスペースが使いたい人は “ _ ” アンダーバーを使用します。)
○パス(PATH)を確認する
場所が決まったらパス(PATH)を確認します。PATHとはフォルダーがどにあるかを階層で示す場所の表示です。確認の仕方は、Circle_VolumeIndicatorのフォルダーを開き中のファイルをどれか一つ指定(ファイルは何れでもかまいません)して ⌘+i で情報パネルを開き場所を確認し、ドラックしてコピーします。
パスはこの後に何回か使用するので、スティツキーズでも起動してパスをペースとして画面の隅にでも置いておきます。
私の場合は以下の様なパスになります。
/Users/●●●●●●/Documents/Geek Tool/Circle_VolumeIndicator
●の所はログイン時のユーザーネームが表示されているはずです。
※これを間違うとスクリプトが動きませんので間違えない様にしてください。
3. スクリプト編集
Circle_VolumeIndicatorのフォルダーの中からVolumeIndicator_alt.scpt ファイルをダブルクリックして開きます。
すると、AppleScriptエディタが起動して、スクリプトが表示されます。
置換える
3行目のset pathName to "PATH"のPATHを先ほど保存した、あなたのパスに書き換えます。書き換えると以下の様になっているはずです。“” や / なども間違いが無いか確認してください。これらが足りない場合は追記してください。
※●はあなたのログイン名になっているはずです。
set pathName to "/Users/●●●●●●/Documents/Geektool/Circle_VolumeIndicator/"
書き換えが終わったら、ウィンドウ上部の緑色の実行ボタンを押して、ファイルメニューから保存し、ファイルを閉じスクリプト編集は終了です。
4. GeekToolの設定
最後にGeekToolの設定をして完了になりますが、ShellとImageを各一つ使用しスクリプトと画像表示に使用します。Shellの方は作業が完了しても見た目は空欄のままですが問題ありませんので、以下の手順で作業を進めてください。
○Shellコマンドの設定
GeektoolをOpen preferenceでpreferenceを開いたら、Shellをドラックしてcommand欄に以下のコマンドを使用します。
osascript //あなたのPATH/VolumeIndicator_alt.scpt
私の場合は以下の通り
osascript //Users/●●●●●/Documents/Geektool/Circle_VolumeIndicator/VolumeIndicator_alt.scpt
※“” や / なども間違いが無いか確認してください。
○ Refresh everyの設定
1~10までの間で設定します。私は1で設定しています。
まだ、何も変化は起きません、上記が終わったらImageを設定します。
○Imageの設定
Imageをデスクトップにドラックしたら、Set local path ボタンをクリックしてCircle_VolumeIndicatorフォルダー内の temp.png を選択します。
○ Refresh everyの設定
同じく1~10までの間で設定します。私は1で設定しています。動いているか最終テスト
GeekToolのpreferenceからRefresh allを押して、キーボードから音量の上下の操作をしてください。インジケーターが動けば設定は完了です。
動かないようであれば、どこかで指定かPAHTが間違っているはずですので、上記を読返し丹念に確認してください。